THE JUNK GUITAR MUSEUM MATSUMOTO
ガラクタギター博物館
BBS
Visit
Museum
Library
Matsumoto
Enjoy
Books
Online shop
Links
Ibanez AR3005CS
1983

AR305AVと・・・

ギターマガジンに載ったAR3005(AVじゃないぞ!)これが兄弟なんだな・・・・・・感激!

三角オーナメントは、タイミングよく、リプレイスメント・パーツが入手できたが、クイック・チェンジUテイルピースとは形状が合わないので、上部を削って取り付けた。幸運なことに穴の位置はピッタリ合った。

修理直後のショット。一見、普通のAR300 三角オーナメントも欠品したまま。

3弦ペグがポッキリ・・・とりあえずGRECOでその場しのぎ・・・

Ibanez AR3005 (CS) 1983年製。 このギターこそ、私をまたギターの道に引きずり込んだ記念すべきギター。 出会いは2003年頃。そのギターは、大手リサイクルショップのジャンクコーナーに立て掛けられていた。 ペグは折れ、ネック側面はえぐれ、その部分の指板が浮き上がった状態・・昔から気になっていたギターだったが、これはどうかなあ・・と躊躇ったものの、暇を見て直そうと購入。忙しさのあまり数年放ったらかしだったが、2005年に自力で修理。 間に合わせの仕事だったがあまりにもいい音だったので、素性調査を始めた。 そして「AR愛好家の部屋」というサイト、ムック「ジャパン・ヴィンテージ」という本があることを知り、コンタクトをとった。 調べていくとこれがとても珍しいギターであることが判明し、ギターの面白さを再認識してしまった・・というワケである。

シリアルNoからも判る通り、1983年3月製造(もちろん富士弦楽器製)6本のみ製造されたAR3005というモデル(雑誌GUITAR MAGAZINE 1997.2月号で紹介されている。)
一見、普通のAR300と見えるかもしれないが、TOP材、ネック、インレイ、バインディング等々、違いが見受けられる。
どのような経緯で流れてきたのかは皆目見当も付かないが、お膝元のこの土地で出てきたことに何らかの関係があったと思うのである。
このギターはシンコーミュージック刊『JAPAN VINTAGE Vol.7』 『JAPAN VINTAGE COLLECTION Vol.3 アイバニーズの壱』に掲載していただいた。

ネックはサイドがマホガニー、センターがメイプル。

Crafted in Japan の文字が誇らしげ・・・

Super58ピックアップは3点止め。

やや少ないがバーズアイ風なTOP

特別と決定付ける“Limited Edition”のインレイ。

アヴァロンを使ったこのパターンのインレイは例が無い。