ガラクタギター博物館
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●ヘビメタ三味線を作る(Kramer風)

同じオイルでも材の違いでこんなに色が違います。

塗装がなくなったことで、ネックに伝わる振動が増えたような感じがします。 サウンドのインプレッションは 
またいずれ・・。







しばらくは染み出してくるオイルをこまめに拭き取れば・・・はい。1日でもう触れるくらいになります。 
時々は様子をみて導管から染み出すオイルを拭き取りましょう。  
いかがでしょう? 7ピースTOPがさながらハワイアン・コアのような風合い(笑) 
色目もセンとは違って、狙い通りのダークな色合いになりました。  多少のムラはご愛嬌。 
多少の

さて、一通り剥がし終わったところで、秘密兵器登場!(大げさ)アーチドトップ用に自作したヤスリがけ用ゴム板さ。 
これで微妙なラインに残ったアンカーコートを削ります。 

意外とバックは目のそろった3P・・なぜこれをTOPに使わんのだ! 
ネックはとてもよい材。ボリュートはありません。 

って・・・・3Pに見えたボディTOPがあ〜〜〜〜っ 7ピースかいっ!(笑) 
これじゃサッカーのユニフォーム生地みたいだろー。

では剥離開始!! いつものようにアイロンで柔らかくして剥ぎやすいところからコリコリと・・・。 
今回は、マホガニーということで非常にササクレになりやすいため、とにかく慎重にいきます。

これが普通の状態。 ボディ・トップまでマホガニーとは、なかなかやるなフェルナンデス(笑) 80年代の 
The Revival RLC-60だろうか? 塗装もアメ色に変化し、全体にくたびれた感じは否めません。 
塗りつぶしのギターは、あまりグレードの高くない材質が使われることが往々にしてあるのですが、塗装 
の“ひけ”を見れば大体何ピースかわかります。(ストラト系は表裏にもつき板が貼られていることもあります) 
これは・・・う〜ん・・・・3Pくらい?(カタログでは2Pとなっているんだけれど・・)
フレットも基本に忠実。低めのフレットにでオーバーバインディング。指板は・・ローズに着色かぁ・・・・。
 

GALLERY

通常は15分〜30分くらいでいいらしいんですが・・・丁度昼時・・1時間以上天日に当ててしまいました。 
もうオイルの粘度が上がって拭き取りに一苦労(汗)。 くれぐれも日陰干しの方がいいでしょう。 

あとは少し放置。 冬でもできるしオイルフィニッシュはラクです♪ 

よし塗れました♪

さあ!オイルフィニッシュ開始。 今回はナチュラルの他、色々なオイルを用意しましたが、 
TOPがこれではナチュラルは向きません・・・結局一番ダークなエボニーをチョイス。 

サイドとバックと一気にいっちゃえ。もうやけくそさ! 

徐々に木地が見え始めました・・・・・・あれ?

どれ、パーツを外してキャビティをチェック。 グレコとは違ってピックアップ下までネックが回りこんではいない。 
そこのは60の文字が。きっと6万円のモデルで間違いないしょう。 

さて今度はかねてからリフィニッシュしてみたかったバーニーのレスポール・カスタムのオイルフィニッシュに挑戦! 
Bladeで味をしめたオイルフィニッシュですが、今回はオールマホガニー。あの風合いを生かしたフィニッシュは 
さぞかしカッコ良くなるだろう・・・と想像し、いざ!!

今回大活躍の『メッシュ両面ヤスリ』 アンカーコート剥がしにはもってこい!主に#800を使用。 
所々、白くなっているのは・・スクレーパーでザックリいってしまった痕・・皆さんも気をつけて〜。
もうひとつ。居間でやると粉塵で大ブーイングになるのでやらないように(笑) マスクも忘れずに!   

最終#1500まで、しっかりペーパーをかけてテュルっテュル(笑)のたまご肌に仕上げました♪