ガラクタギター博物館
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●ヘビメタ三味線を作る(Kramer風)

ストロボありなしの違いでこんなに色が・・。 それはさておき、肝心のサウンドインプレッション! 
アンプはFender Blues Jr. トレブル7、ミドル9、ベース5としてノーマル状態で確認後、同じ設定で鳴らすと・・・ 
明らかな違いが。 文章にするのは難しいのですが、全体に音は丸くなり、サスティーンは減少(予想済み)。 
その分、アタック音がとてつもなく大きくなり立ち上がりが早い印象。トレブルを大きく下げました。 感覚的には 
セミアコのようなふくよかな音に変化しました。 両方一度に替えてしまったため、どちらの影響かはなんとも 
いえませんが、キャラクターが大きく変わったことは素人にも分かります。 これは私の憶測ですが、通常、弦の振動 
が、ヘッド・ネック・ボディの循環の具合と個体の違いによってって現れているものが、木になることでデッドな環境 
にシフトし、振動(この場合は横ではなくて上記のサイクルの意味)が小さくなることでレスポンスが向上したのでは
ないかと。 そしてもっと個体の持つキャラクターが (今回はマホガニー)はっきりしてきたのではないかと・・。
別の材質で試してみないとなんともいえませんが〜♪

実はブリッジも完成してました。 いままでのブリッジは指板のRと少し合っていなかった(よくそういうことあります) 
目見当ですがRも合わせたところ、弦高はさらにベタベタでもOkになりました。(できちんと鳴らしたければ弦高は 
高く設定しましょう♪) 

カドにRをつけましょう♪ 終わりは近いぞ。 

いけね!落とし込みの穴にするの忘れてた!!本来は先にやるべきでした・・。 

うわ〜っラクチン♪ 設計図を一切描かない私ですが(それもどうか?)満足の出来栄え!! 

くぼみ部分は、この時点では強度の心配があったので普通より少しオフセットして厚めに残します。 

早回しでお送りしましたが(笑)こんな感じにノコギリでカタチを作ります。 

これだとブリッジもギリギリ取れそう・・・両方いってみようか。 

用意したのは200円の黒檀(エボニー)の端材。 できるだけ目の詰まっているものをチョイス。 
もちろん木目、サイズが丁度よさそうなものを・・・。 この他、ローズ、鉄刀木(タガヤサンと読む) 
などの硬い銘木がありましたが今回はこれで!

ああ・・またバカなものを作ってしまった(笑)。 でも材質の違いによる『鳴り』というものには大変興味があったので 
やってみましたとも! よくアルミ・テイルピースは音が良いとか言われますが、なんでいいのか?質量の違い? 
アルミは良くある鋳物のテイルピースより軽いのはご存知の通り。 単純に軽ければいいのなら答えは簡単ですが 
もっと軽い材質だったら?逆に鍛造スチールだったら?と考えました。鍛造は鍛冶屋さんの世界になるので(笑) 
今回は置いといて・・・最近はホームセンターで簡単に手に入るエボニー、ローズなどの硬い木を使った場合はどう 
なんでしょう? もちろんまた工作室の名に恥じない手作りでやってみました♪

まだまだやりたいネタがいっぱいあるんです・・・・。








見た目には世界に二つとないものになりました(笑)。 面白い結果になったので、これは案外いけるかも? 
量産は・・不可能です。これ1個作るのに、半日。しかも間接痛、筋肉痛が今の私を悩ませてます。 

そして最後にオチ。 ブリッジアースされないことに気づきました(汗)。使う時はハリガネでもつけるか(笑)

お次はノミでRをつけます。 一応強度のことも考え普通よりかなり厚く残します。 

ストリングス穴をあけます! 今回初登場のボール盤。コレがなければ出来ない仕事です! 
新春初売りの売れ残り激安品とは思えない!(笑) 

そして、#360、#1500のペーパーをかけて完成!!