THE JUNK GUITAR MUSEUM MATSUMOTO
ガラクタギター博物館
FERNANDES FR-55T

パフォーマンス製は仕様違いで4本あり、Ibanezとのエンドース契約を結ぶ(SUMMER NAMM1987)直前にスティーブ・ヴァイがデビッド・リー・ロス・バンドに在籍中の1986年の“Eat ‘Em & Smile”ワールド・ツアーで使用された。(後に1999年にVAIの友人のレイ・シェルに贈られたとある)

一説によると、VAIはギターの盗難に遭い、パフォーマンスギターで買ったボディとネックでツアーに間に合わせるために1週間で組み上げたらしい。その内の1本が“Playboy Guitar” ディマジオP.U.が採用されている他、SWは5ウェイ、弦はダダリオの0.090.42が採用されているとのこと。 いずれにしてもこれらのモデルは公には生産されなかったとのことだ。

本人機はローズ指板ですがこれはメイプル1P。その違いを除けばかなりの完成度である。 

一説のよるとカタログにも載らなかった希少なモデルのようで資料がありません。ローズ指板仕様、別カラーもあるようだ。型番から推測するに85,000円ということだろう。

シースルーのこげ茶ボディから見える木目はアッシュ2Pではっきりした木目の良い材で、VAI本人機もアッシュという記述がある。(Ibanez JEM7Pではアメリカン・バスウッド)

H-S-H配列のPピックアップ、大きく開いたカッタウェイ、落とし込みブリッジなど、随所にIbanez JEMに引き継がれるデザインを見ることができる。Ibanezのモンキーグリップといえば握りがウエスト・コンターあたりにある握り形状ものが有名ですが、これと同じ長穴のものもあります。(これって1960年代の日本のテスコ“TG”を思い出しますね)

さて、このギターをベースにPLAYBOYギターを忠実に再現すると・・こうなります(笑)。
VAI好きで18才以上の方のみお入りください。 

1980’s Fernandes STX-85 (Performance JEM Custom “Playboy guitar” Copy)

フェルナンデス STX-85 1988年製? シリアルNoL088777.元になったギターは、パフォーマンス製のJEMプロトタイプの“プレイボーイ・ギター”と思われる

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