THE JUNK GUITAR MUSEUM MATSUMOTO
ガラクタギター博物館
BBS
楽器工房見学ツアー

午後は場所を池田創造館に移動してミニ演奏会♪♪ 

接着
FUJIGEN
アセンブリ
NC加工
フジゲン株式会社 大町工場

見学は一通り終り・・・。

自然乾燥

いつかはこんなギターを・・・・。詳しくはこちらから。

アセンブリ待ちのギター。

只今アクリルボディの切削中。 正確な動きでサクサク削れていく。 右は切削後。  

そしてこれが、当日の収穫!! 会社案内にフジゲンの焼印入りハードメイプル。 
ちゃんと面取りしてあるという心遣いに感激。 

TAD館長のご近所さんも急遽BASSで参加! 

松本を中心に活躍する林さんの演奏。 

これは最高級 100万円のギターだそう。 さすがに造りも材質も申し分なし!! 

ダンボールに入れて倉庫へ。  ここから世界中に旅立って行きます!!がんばれMADE IN JAPAN 

どんなモデルがあるのかもっとゆっくり見たかったんですが・・・。とにかくたくさんの種類が並んでいます。 

おおー。もうちょっとであのギターが完成(笑) 

クリスタルもだいぶ出来てきたね♪ 

向こうでは、音出しのチェックをしています。 これも大変な作業だ〜。 味わって弾いてなんかいられない! 

いわゆるバフがけ。 熟練工が一本一本丁寧に仕上げます。(この機械も欲しいなあ(笑)) 

だんだん完成に近づいてきた・・。 

作業待ち・・・。

NC加工が済んだボディーが並んでいる。 これは何のモデルだろう?

ここからは切削加工を行うブース。 驚くのは、床に木屑すら落ちていない整理整頓された作業場。 
私の机の上より綺麗(笑) ホントです。 

ここは自然乾燥させる場所。 大町の気候に木を馴染ませる役目もある。これで600本くらいのギターが出来る。 

こちらは、上と同じ接着を行うブース。 ネックやボディを接着している。 因みに数分で接着できてしまうものから 
昔同様、ニカワを使って接着するものもある。伝統の手法にはそれなりにメリットがあるのだろう。 

また戻ってトップ材のブックマッチについて説明。(レスポールのトップでよく見る木目が左右対称になる手法) 

まず工場内に入ると、そこには整然と並べられたボディ材の数々・・・マホガニーとメイプルかな? 

工場長はじめ、説明にはIさんが大活躍。(実はIさんは私のネック折れRS600を治してくれた大恩人! 
まさかここで会えるとは(笑)その節はお世話になりました。) まだまだ序盤、大人も子供も真剣な表情で  
聞き入っています。 

大町工場 正面左が事務所。 まずはここの二階でギターの基礎知識、フジゲンの歴史などの説明を聞きます。 

2008年8月8日  社団法人松本青年会議所主催の『活気工房見学ツアー』が行われました。 
当日は好天に恵まれたこともありとても楽しい一日でした。また工場見学の他、ライブ鑑賞もあり、 
老若男女、参加者は大いに楽しんだことでしょう♪ 当日運営にあたったスタッフの皆様、また 
フジゲンの関係者の皆様は大変ご苦労だったと思いますが、このような素晴らしい機会を与えて 
いただいたことに感謝します。 フジゲン最高! JCの皆様ありがとう!!

FGNブランドを筆頭に、メイド・イン・ジャパンのギターはここから生まれる。

そろそろ完成? 

ヘッド角度のあるものは先に先端を削るんですね。 

まだアウトラインだけで面取りもされていないボディ。 材質はバスウッドですね。 

あるぞあるぞ!宝の山。 いろんなカタチのネックがある。  

スルーネックや、奥にはRGのウイング部が付いたものを発見。 
説明によると、やはりスルーネックは造るのに手間がかかるとのこと。 
手に持っているネックにはブビンガがサンドイッチされ、
補強の役目をしている。装飾で入れる場合もあるそう。 
かっこいいね! 

床に目をやると新製品が! 木地着色したギターも見える。 これは処理が終わったのかな?(画像処理済み) 

ということで、バーチャル工場見学ツアー(フジゲン編)はいかがでしたでしょうか? 
きっと貴方も見てみたくなったでしょう! 我々が世界に誇るフジゲン。これからも 
益々頑張ってもらいと願っています! 


↓フジゲン・オフィシャル・ホームページ↓(中央付近の「工場風景」タブの中に動画で  
製作風景が観られます。ご覧になってください。





                 http://www.fujigen.co.jp/















ミニ演奏会

最初の部屋に戻って、FUJIGENギターを弾いたりして・・・ 

いよいよ大詰め! 最終の組み立てのブース。 色々なパーツが取り付けられていきます。 

アセンブリ

塗装の終わったボディー達。 

レスポールにストラップ・ピンを取り付けています。 

これはフレット溝を切るための機械。 

これは何の機械??? 

色々なタイプのネックが寸分の狂いも無く成形されていきます。 ストラトもテレキャスも・・。 

全自動でどんどん形になっていく様は非常に面白い。驚くのは粉塵が殆ど舞い上がらないのです! 

こちらはネックのブース。 2台のNCルーターが次々と削っていきます。 

これはジャックのアウトプット用の穴を開けているところ。 それぞれ専用の治具で効率よく作業しています。 

ここからは手作業が多い。 職人さんが頑張っています。 

ボディ加工用の治具。 これは何をするためのものだろう・・。 

いよいよNCルーターとご対面だ! 楽器製造に世界で始めてNCを導入したのはフジゲンなのである! 

切り出し
表面仕上げ
乾燥

これが世界でも類を見ない強制乾燥炉。自社で所有しているメーカーはない。 ここで水分保有率を5%まで下げることができる。 
因みに、水蒸気による乾燥で割れを防いでいる。 フジゲンのギターが優れている理由を垣間見た気がした。 素晴らしい!! 

今はローズ指板の加工中。 余談ですが、端材はすべて先の乾燥炉の燃料に回される。  

ここは、塗装前のサンディング処理をするブース。 熟練した職人の方でないと出来ない仕事だそう。5年は修行がいるらしい。 

今回案内役をしていただいたKさん。 手に持つのは 
フレイムメイプル(これだけで数万円!)
台車にはバーズアイメイプルが・・・いいなあ。
このような希少材も木の病気なんですよと教えてくれ 
ました。 
Kさんはとてもにこやかに、優しい口調で丁寧にお話 
してくれます♪ 

会社案内 

当日のプログラムと工程案内です。 

では、工場見学に行けなかった方々のためにバーチャル工場見学(笑)のはじまり〜♪  

おっと、このギターはなんだろう?

ヨダレモノのギターがた〜くさん。 

ご自身が製作された“コヤブボード”を演奏する子藪さん。テン・フィンガー・タッピング奏法を 
巧みに使って見事な演奏を聴かせていただきました。 最後に子供達にスモーク・オン・ザ・ウォーター 
のミニレッスン。 

最終検品のあと梱包されます。 

打ち終わったフレットのすり合わせ作業。 ある意味一番大事な部署。 最高機種用のフレットはエッジを完全に丸め 
てあるが、打ってからの作業のためとても大変で数量が出来ないと言っていた。 

ポジション・マークを取り付ける機械。 ハンマーがコンコンと叩いて行きます。わかるかな?(右の写真) 

コンター加工も終わって並べられたボディ。 1本欲しいなあ・・・。

ここには、ボディ用3台、ネック用2台:計5台のNCが稼動している。 それまではピンルーターによる手作業で、 
昔の職人さん達は指を切断してしまうことも少なくなかったそうです・・。 

これから強制乾燥されるアフリカン・マホガニー。 

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