GARAKUTA
ES335風フルアコースティック
年式不明
2017年に個人製作家の方の放出品を購入した、ES335風フルアコースティック・ギター。
諸々のカスタマイズの良し悪しは別にして、そのマテリアルと作りには感心します。
話によると、トップ材の厚み変化を研究する試作品として作ったそうです。
一見、セミアコの構造のように思えますが、これはフルアコ構造で、側板がマホガニーをくりぬいたもの。中身をくりぬいてしまうのでとても贅沢な作りです。
バックがメイプル削り出し、トップがスプルース削り出し。
ネックはマホガニーに極厚のエボニー指板で、エンド部分が凝った造詣になっている。
ヒールにはアクセントに?エボニーのワンポイント。ヘッドに縞黒檀のツキ板があしらわれている。
木地着色と飴色の極薄ラッカー?の組み合わせが渋くてとても私好みです。
やはりウッディーな仕上げの方が木の良さが際立ちますね。
手触りもサラっとしていてGOOD
トップがアコースティックギターやピックギターに多いスプルースで、フルアコ構造のためアンプを通さなくてもけっこうな音量です。
甘めな音色がジャズに合いそう。