本邦初公開!? サウンドホールの中に製造仕様タグが!(笑) 解読してみよう!
1978年カタログより
分解掃除のショット。 まだまだラフな作り。6は何の意味?
鏡面仕上げコンパウンドでせっせと磨いたのでもうツヤツヤ。
ワインレッド・カラーが素敵♪
GRECO SA900WR 1978年製。 晩年のプロジェクトシリーズ、セミアコの最高峰モデル。 これは谷口楽器によるショップオーダー品のようだ。 カタログ・モデルからは、カラーがワインレッドに変更されている。またカタログでは指板がローズ仕様のはずだがエボニーが採用されている。なお、ゴールドパーツはノンオリジナル。
カタログによると「50年代に製作された335ストップテールピースモデルのセミアコです。グレコではトップに木目の美しいメイプルを使用しサンバーストの木地着色仕上げをほどこしています」との解説。 シカモアほどの派手さはないがうねったトラ杢が格好良い。
ピックアップはU4000.マグネットはアレンビック製。 指板のドット・ポジション・マークが特徴。
因みにこのギターのラベルには m Sugiharaのサインが赤文字で入っている。
オーダーメード・サンプル 仕様書
KANDA KS-6DMT SA-900WR GRECO 6/30 3本口(中田印)
仕様
1.カラーの変更 ***がネック(GCF) KS-6チェリーレッド木地着
2.オーダーNo.437 谷口楽器分
定価出荷
やはり証言にあったように、定価出荷を基本としていたようだ。
上の“流れ”は意味深ですが・・なんとなくわかっちゃった(笑)
メイプルトップは900のみです。