この個体であるが、ヘッドのGuyatoneロゴが消えてしまっている。
カタログではバインディング仕様ですが、これはノン・バインディング。
ピックアップは交換されているのか、細いシングルではなく、フルアコタイプのSG-22Tのような太いものになっている。 アームも平べったいものではなくシンクロタイプがついている。 ブリッジも一般的には木製の台座のブリッジのはずだがスチールで頑強な感じです。ピックガードも良く見たら細いシングルのばあい、ネジの位置があわないはずですがちゃんとあっていたり素人仕事とは思えない仕上がりです。もしかしたらそういう仕様?と思ってしまいます。
全体にはリッケンバッカー330をコピーしたことは明白ですが、サウンドホール形状、細身のヘッドシェイプに工夫が感じられます。これもカッコ良いですね♪
裏面をみると、デタッチャブル・ジョイント部分をカヴァーする白いお洒落なパーツが目を引きます。面白いことを考えるものです。
このギター。成毛茂氏も1967〜1968年頃愛用していたとのことで、一見リッケンバッカーに見えるということでイッケンバッカーと呼んでいたそうな
これがGuyatone
Ibanezからも1960年代に
リッケンバッカー・コピーは
出ていました。
HONEのカタログ
1960年代のリッケンバッカー・コピーといえばGSのザ・タイガースの使用で知られる.
わが松本のメーカーHoneyのSG-5が有名ですね。勿論、THE
BEATLESの影響が大きかったわけです。
1960’s Guyatone SG-42T
1960年代のエレキギターといえばグヤトーンを思い浮かべる方も多いかもしれません。
Hollow
Body Electric Guitarsシリーズのリッケンバッカー・コピー・モデルとなるSG-42T。
仕様はカタログ表記によると、2マイク、ビブラートユニット付、音量・音質調節独立型、
3点マイクセレクター、可動ブリッジ、アジャスティングロッド、フレット数22(0フレット付)、
ガードプレート、スパイラル・コード ストラップ付、色ブラック、大キサ108×41.6×15cm
重量2.5kg 定価\32,000-
1966〜1969年頃まで生産されたようです。
カタログではカラーがブラックのみになっているが、なぜかサンバースト・カラー(笑)
調べてみるとやはり2色は存在していたようです
43年以上経つこのギター。 リサイクルショップに出会いました。お手入れの結果ピカピカに♪
まだまだ現役です。
細身のヘッドがけっこう恰好よくみえたりします。