ガラクタギター博物館
THE JUNK GUITAR MUSEUM MATSUMOTO
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Honey Happening
1960's

HONEY Happening 1967〜1969 ハニー叶サのハプニングというギター。 まるでリッケンバッカーとモズライトを合わせた
ようなルックスがイカス。 このハニーという会社は短命に終わったが、エフェクターなどの機器では定評があったらしく、
GSブームの際にはザ・タイガースもリッケンバッカーのコピーを使用していた。 設立はテスコが河合楽器に吸収された際
に反発した社員で設立され、松本テスコで製造していたらしい。残念ながらエレキブームの終わりと共に倒産しまった。
これもそんな中で生まれた薄命のギターだが、そのサウンドは中々素晴らしく、モズライト風のP.U.はまろやかで太い。
そしてビグスビー・タイプのトレモロは滑らかなビブラートを聴かせてくれる。

Teisco、Guyatoneよりも遥かに精度の高いペグ。

ごちゃ混ぜのスタイリングだがこれはこれで個性があって良い。 分かり難いがブリッジ部分はボディがスラントしている。

松本城にて。

モズライト風のP.U.、フレットも極めて低く、ゼロフレット仕様だ。 '60年代のサーフミュージックにピッタリのサウンドを奏でる。

このギターはもリサイクルショップのジャンクコーナーで発見したもの。 とても40年経過したとは思えないほど
コンディションが良かった。 松本で作られた極めて珍しいギター。それを松本で見つけたことは何か運命を
感じずにはいられない。