1960年代 INTER-MARKというブランドの日本製輸出用フル・アコースティック・ギター。
詳細は全く不明だが、アメリカのサイトではたまに見ることができる。当時のスペックから考えて比較的高級な部類
ではないかと推測するが、材質はボディ・ネック共にラワンのよう。フルアコだが以外と重い。ダブルカッタウェイの
ボディはなかなかの格好良さで、シングルコイル、2V.2Tのコントロールはピックガードにマウントされる珍しいもの。
(実はピックガード下はPODを避けるようにぽっかり穴が開いている)SWはON-OFFで、各ヴォリュームで音の大きさは
調節できるので前後でブレンドすることも可能となっている。 ジョイントプレートには、当時の最先端技術ともいえる?
トラスロッドが入ったことをアピールする英文がある。また手加工によるダブルカッタウェイが誇らしげに書かれている。
サウンドはやはりこの薄さなので生音は小さめ、プラグインすると特有の丸い音がする。
このP.U.の形状が、諏訪のZEN-ONにもあったような気がしているが、すでに40年以上は経っているこのいかしたギター、
これも長野県産だっら面白い。