THE JUNK GUITAR MUSEUM MATSUMOTO
ガラクタギター博物館
BBS
Visit
Museum
Library
Matsumoto
Enjoy
Books
Online shop
Links
Ibanez AR3005CS

アコギには全く縁のない館長なので、あまり語ることができません(笑) ノッペリしてるんだもん。

アコギにはまだオールド・ロゴが使用されていました。 ペグは定番の☆マーク。GOTOHのマークも入っています。  
ピカピカのMADE IN JAPANシールがそのまま・・・。

ジョイント部にはハンコとシリアルNo 1978年8月製造。

どうなっているのか気になったので、裏側をみてみました。
なるほど・・・化粧用と思っていたインレイはネジ隠しか。モデルによって、このネジ補強があったりなかったりするのはなぜ?
1978  Ibanez Concord No.699
Ibanez Concord Seriesの No.699というドレッド・ノート・モデル。1978年製
(スペック)
Selected maple back and sides.
Rock maple fingerboard.
Adjustable rosewood bridge.
Gold plated individual machine heads.
 
輸出用モデルのため詳細は不明ですが、同時期のカタログを見ると699. 670. 671までがメイプル指板のシリーズのようです。
トップがスプルース、バック&サイドがメイプルとなっていて、とにかく白い!パっとみてなぜかジョニー・ウインターを想像してしまった(笑)
一般的にはローズやエボニーが多い指板が、メイプルになるだけでとても清楚なギターに見えてしまいます。
オールドロゴが入れられたヘッドにはフレイムメイプルのツキ板、ゴールドパーツが高級感を漂わせます。トラスロッド・カヴァーまで
半透明という凝りよう。
ローズウッドのブリッジに弦高調整ユニットが取り付けられている心配りに感心しました。(浮かせた影響はないのかな?)
なんと、このギターもジャンク品のなかにありましたが、どうみても新品。ピックガードの保護紙がついたままで弾いた形跡
一切無しの状態。
輸出用で調べようもなかったのでしょう。地元の関係者からの放出だったのでしょうか・・・32年ぶりに日の目をみた
デッドストックなのでした♪