ミュージック・ライフのキャッチコピー・・ ポップ・ジェネレーションのための- だったんですね♪
まだ私が7歳の時なので、洋楽云々というより、アニメやTVのヒーローものの主題歌とか、そんな音楽にしか興味が
無かった頃に、もうこんなに立派な雑誌があったんですね(笑)。 ビートルズが解散してまだそれほど経っていない
こともあるが、個々のメンバーの活動の記事が目立つのは当然といえる。まだまだ影響を色濃く感じるのが1972年代も続く。
ジョン・レノンの「イマジン」が発売されてヒットチャートを駆け上がっていた頃でしょう。 表紙はジョン・レノン。
裏表紙はエルトン・ジョンのカセットテープの広告である。
MUSIC LIFE 1971 12月号
おそらく最初期と思われるGreco(グネコロゴ)の広告。 レスポール・タイプの最高機種EG420を椅子の上に、ベースは
マーシャルのスタックに立てかけられている。 よく見ていただきたい。EG420・・3トーン・サンバーストなのである(笑)
スタンダードなのにヘッドはカスタム、ボディー・シェイプもビミョーなものだが、すでに大ブームの兆しがあった頃だろう。
フルカラーの広告は表紙から数ページのところに位置し、かなり目を引く。 ここに掲載した以外のギターの広告など皆無で
まさにグレコがこれから始まる本格的な国産ギター・ムーブメントの先駆けであったことが伺える。
しかし・・・マーシャル・100Wアンプ、600,000円って・・・・・、いかに円安で、海外製品との格差があったか良く分かります。 、さきま
読みづらいのですが、ML人気投票のページです。 当時の日本人による人気バンド、アーティストの好みが良く分かります。
堂々の一位はLed Zeppelin、以下Crosby Stills Nash & Young、Grang Funk Railroad、Chicago・・ギタリスト部門は
Jimmy Page、Eric Clapton、George Harrison ヴォーカリストはRobert Plant、Neal Young、Paul
McCartney、Jhon Lennon。
かたや、日本の人気バンド、アーティストは 1位Mops、Flower Travellin'Band、Pyg、Fried Egg、赤い鳥、はっぴいえんど
ギタリストは成毛滋、井上堯之、かまやつひろし、星勝、陳野信輝、エディ藩ときたもんだ(笑)。 モップスのヴォーカルだった
鈴木ヒロミツは4位だったが、「たどり着いたら〜いつも雨降り〜♪」って後に氷室京介がカヴァーしてましたね。
これで売れ筋をチェックした方も多いでしょう。 MM TOP30 Cash Box TOP100 ビルボードTOP100
余談ですが・・・この当時の記事。アーティストの名前を発音ではなく、読みでカタカナに換えてしまっている、
感があり、今となってはおかしな呼び名になっているのが笑えます。
右は、おなじみの二光通販の広告。まだ'60を感じさせる
ラインナップ。 まだ大人しい感じはぬぐえない。
この年にできたエルク楽器(新宿)の広告。
エルクといえば、松本でアンプなど作っていた
気がした。
春日楽器製造
東海楽器の広告。 まだエレキギターは主力ではない。