1960年代からのエレキギター生産・販売量の推移20年

1949年のブロードキャスター(後のテレキャスター)をある意味、ソリッド・エレキギター時代の幕開けとするならば、それに遅れること数年で日本製エレキギターが生まれ、まずテスコ、そしてグヤトーンが日本を代表する2大メーカーとなった。 
そして1957年には グヤトーンが日本初のエレキギターのアメリカ輸出をはじめたとされ、60年代はその他メーカーからも商社経由、または直貿での輸出が盛んになる。
販売数量をみても第一次エレキブームがいかに凄かったのかをうかがい知ることができます。そして、ブームの終焉、企業の相次ぐ倒産に伴い1969年には国内市場の販売量は一気に下落。いかに日本人が飽きっぽいかを物語っているようです。 そして1970年代に入りロックの台頭、及び火付け役となったポプコン、A Rockなどの若者層を惹きつける努力、それらを牽引するきっかけになったのは富士弦楽器のギターだったと言っても過言ではないでしょう。そして各メーカーの技術的な向上もあり、それらが実を結びはじめた1972年ごろから国内向け市場はまた盛り返し1977年には輸出と肩を並べるまでに回復し1978年が国内でのピークとなる。やはりその当時のロックの勢い、各社の勢いは凄かった記憶があります。



数値をグラフ化してみました。







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