TEISCO K-56 1999 Reissue
F9910032
テスコK-56
1999年に河合から復刻されたモデル4機種のひとつ。
最高位モデルのK-4Lの廉価版の入門機という位置づけ。
この他、最も有名なモデルのスペクトラム5は度々復刻されている。
1999年10月23日発売
K4-L 150,000円
K-56
56,000円
MayQueen 150,000円
MQ-56 56,000円
Spec
Body: ノアウッド
Neck: メイプル3ピース
Finger board: ローズウッド
Scale: 628mm
Pickup: TH-50 ×3
Color: シルキーブルー、ネイビーブルー、ビンテージクリーム、ブラック
テスコといえばグヤトーンと共に日本のエレキギター製造の草分けでいまさら説明するまでもないでしょう。
1965年の「エレキの若大将」ではスポンサーだったこともあり、沢山のテスコが登場します。
私が好きなのは、自宅で練習中の若大将のところに、蕎麦屋の出前で寺内タケシが塀を乗り越えて登場。「これがエレキってやつですかい」といいながらいきなり若大将より上手く弾きこなす(笑)というシーンと、星由里子が勤める楽器店に陳列された沢山のテスコがチラリと映るシーンと、エレキ合戦?でジェリー藤尾に命令されて田中邦衛が若大将のアンプのコンセントを抜いてしまい音が出なくなったため、即興の歌でカバーしたところ審査員は感心、女子はウットリで見事優勝!というありえないシーン(笑)
1960年代エレキブームをさらに加速させたTV番組はいくつかあり、テスコが東京12チャンネルで提供していたのはGO!GO!テスコ・トーナメントショー。司会は伊藤素道とリリオリズムエアーズ。毎週日曜日、PM7:00~7:30の番組。
もちろん長野県ではやっていません(笑)
キャッチフレーズが「あなたも参加できるテスコのエレキ番組。5組勝抜けばハワイえご招待します。だった。
フジテレビは勝ち抜きエレキ合戦。その他各局から同じような番組が放送された。
今でもこれらエレキ番組を観たい人が沢山いると思うのですが、まだVTRが普及していない時代だったため現存するものはないようですね・・残念。
当時の製造工場内の様子。
いわゆるモンキーグリップの元祖!TG-64を塗装中。