ガラクタギター博物館
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SG1000N
1984

ヤマハ SF-500(Super Fighter)IW 1978~1980年製

“スーパーファイター“という名前がいささか気恥ずかしいが、ルックスはヤマハのベストセラー、SGを本家のギブソンSG風にしてみた感じのギター。(因みにSG=ソリッド・ギターの意味) 年代からも、各社コピーからの脱却を図っていた時期なので、ヤマハもご他聞に漏れず様々なモデルが作られた。これもその一つなのだろうが、カタログ上はまだコピーモデルも健在。 上位にSF-1000, SF-700があり、材やP.U.、バイサウンド有無の違いで、見た目はあまり変わらないが下位モデルのSF-500のみデタッチャブルネックとなっている。この個体はカラーがIW(アイボリーホワイト)で唯一の塗りつぶしカラー。

(キャッチコピー)「セミアコ的発想を導入したユニークなソリッドボディ。ハイポジションの演奏性を極限まで高めた2オクターブ・24フレット。爽快なサウンド、ルックスは澄みきったウエストコーストの気分」・・・・って抽象的すぎてよく分からん(笑)

(スペック:カタログ表記)マイク=ハンバッキングF-U×2。胴=タウン+マホガニー。

棹=マホガニー/指板=ローズ。胴・棹=デタッチャブル。糸巻=ヤマハダイキャスト・トルク調整つき。弦=H1060/重量=3.6kg ¥50,000

とうに30年は経過しているギターが未だにリサイクルショップに綺麗な状態で並ぶというのが嬉しい。
殆ど弾かれなかった感じですが、これからも大事にしなければいけませんね♪








非対称ボディのSGといった感のあるスタイルとなった1985年のカタログ。SFからSFXに進化

モデルチェンジした1981年のカタログ。1P.U.のいわゆるエディースタイルもYAMAHAらしいエッセンスが。

1979年のカタログ

1978年のカタログ

このSF。1981年にはモデルチェンジし、全体に丸みを帯びたボディとなった。

お家芸のT-クロス・メイプル+ワンピース構造(スルーネック)の他、唯一エディー・ヴァン・ヘイレンのギターを意識した1P.U.モデルも用意された。

1985年にはよりSGの形状に近づいたSFX-T、SFX-U、SFX-Vへと進化することになる。

BOWWOWの山本恭司モデル(SGにもあった黄金のファイヤーバード柄)はご存知のかたもいるだろう。

ヤマハオリジナルモデルのデザインって、どこかオカメチックというか(笑)、ややずんぐりしているのが愛らしい気がします。