1960’s YAMAHA No.80
ヤマハ(NIPPON GAKKI)の1960年代ウクレレ。No.80スタイルはマーチンをコピーしたと思われる。材質がエゾ松単板トップ、バック・サイドがメイプル単板、ネックがメホガニーとなっている。この個体は、メイプルにややトラ杢がみられ美しい。べグは当時のデータではウッドフリクションペグという木製のものだった筈なので交換されているかもしれない。
詳しい事は分かりませんがNo.60というモデルも存在するらしい。当時はまだ音叉マークのロゴではなく、クラシックギター(ダイナミックギター)もNoシリーズが存在する。
経年変化による独特なウェザーチェックが入ったボディからは、通常のウクレレとは違ったサウンドを奏でます。(普通のもウクレレよりも締まった音で艶やかな響きといった感じ。柾目のエゾ松のサウンドなのでしょうか。まるでジェイク島袋の奏でるようなハッキリしたサウンドを持っています)
可愛らしいスタイルと相まって、なんともノスタルジーに浸れるウクレレです。