ジョイント･プレートに入れられたシリアル・ナンバー。
1976年5月製造。

エボニーとブラスで加工されたブリッジはまるで工芸品のような緻密さ。

私はBASSは全く弾けないので、リサイクルショップで見つけた時にはどうしようか考えたが、数分で即決（爆）。リサイクルショップはこの他様々な出会いがあって大変面白い♪

サンバースト･カラーがよく似合うボディ。

ボディー背面、ネックもサンバーストカラー。

純正のケースに収まる。

１９７６年製ＧＲＥＣＯVB360　いわずと知れたヘフナーのヴァイオリンベースのコピーである。　シリアルNoから１９７６年６月の９３７番目の製造であることが分かる。　当時の定価３６，０００円。このモデルは１９６７年に登場したＶＢ300が日本で一番最初に生まれたヴァイオリン・ベースである。当時のビートルズ人気と相まって人気のモデルであった。グレコの大ヒット作。
中空のスプルース・ボディはかなり軽く、ハムバッキングP.U.（当時の表記はマイク）が装備される。メイプル＆ローズ指板のネックはデタッチャブルでセットされる。
当時、上級モデルとしてVB450もあった。（そちらはトラスロッド・カヴァーの色が黒となる）
ふと思い出したが、昔はみんなホフナーって言っていた。

ネックはかなり細く、スケールも日本人にあわせてあった。細身のロゴがイカしている。